九峰修影が超人オタクを目指す
九峰修影が 萌えることとかその他もろもろを書き記したりするブログです。
ミクシーにてシナリオを日刊連載します
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まだタイトルも考えてない話のプロット
1938年
 避暑地のとある村で、私はみどりという美しい少女と出会い恋におちた。
 三月になったある日の午後、私が婚約者となったみどりの家をたずねると、父親から、胸の病気にかかっている節子をサナトリウムで転地療法させたいのだが、一緒に行ってくれないかととおまわしな口調で頼まれる。私はそれを快諾する。
 私たちのサナトリウムでのすこし風変わりな愛の生活が始まった。
 単調な日々の中で唯一の出来事は、彼女が時折熱をだし、それが体をじょじょに衰えさせていくことだった。
 幾分、死のにおいのする生活が、生の幸福をみたした。
 そんな生活が半年もつずくと、一つの不安が生まれてきた。自分たちはあまりにも高い理想を求めすぎていたのではないか、そのために今、心が引きちぎれそうになっているのではないかと・・・
 12月、病室の外に連なる山影の中に、父親の面影をみつけたみどりの目は輝いていた。
「お前、家に帰りたいのだろう?」
 私は思わず口にした。
「ええ、なんだか帰りたくなっちゃったわ」
聞こえるか聞こえない位な、かすれた声で言った。
 私はそれから急に力が抜けたようになって、がっくりと膝をついて、ベットの縁に顔を埋めて押し付けていた。
 病人の手が私の髪を軽くなでつけるのを感じながら・・・
 みどりが逝ってしまうと、私は彼女とであった村に戻ってきた。
 幸福の谷の一番はずれの山小屋に住み、サナトリウムでの生活を思いだしていた。みどりの死の気高さが、生き残った私の生を助け、サナトリウムで死を共有した二人が、今は生を共有しているとの思いが生まれた。
 クリスマスイブの夜、外出先からの帰り道、谷の上のほうにポツンと小さな光があるのを見つけた。
 その光が自分の山小屋からの光だとわかると、生きてる意味をあらためて感じ、ここを幸福の谷と心から思えるようになったのだった。
素晴らしきボツ企画・ネタ
私が昔考えたボツ企画・ネタ集です。
なにか良いのがあったらアドバイスを貰おうかと思ってます。この中から金の卵があるのだろうか……